少年野球のバッティング(トス・ティー・マシーン・スウィング・タイミング・テイクバック・フォーム)は



〜目 次〜
1.少年野球トスバッティングは

2.少年野球のティバッティングは

3.少年野球のマシーンバッティングは

4.少年野球のバッティングのスイングの基本は

5.少年野球バッティングタイミング

6.少年野球のバッティングテイクバック

7.少年野球のバッティングフォーム

1.少年野球トスバッティングは

トスバッティングは、
投手が投げたボールをバットの芯で確実に打ち返す技術をあげるために必要な練習です。

また、ボールのミートポイントを知るのと同時に、
ボールを打った時の感触を掴む意味でも大切な練習です。

素振り練習を繰り返して固めたバッティングフォームを
自分の体に感覚として身に付けるという意味でも、
トスバッティングをおすすめします。

そんなトスバッティングのやり方を説明します。

トスバッティングはピッチャー役となる人と、
バッターとなる人の二人で行います。

ピッチャー役とバッター役の距離は5メートルくらいがベストです。

そして、ピッチャー役はバッター役にストライクボールを投げましょう。

ここで注意するのが、ストライクボールといっても決して速いボールではなく、
誰でも打ち返すことの出来る程度の緩いボールを投げるということです。

バッターも力強く打ち返すのではなく、
繰り返し行えるように軽く打ち返しましょう。

大切なのはバットの芯で打ち返すように意識するということです。

ストライクボール以外の球は打ち返さずに無視をすることで、
ボールを見極める力をつけることも出来るでしょう。

2.少年野球のティバッティングは

バッティングのティバッティングの練習方法は様々です。

方法によって効果が違うので、
必要な技術にあわせてティバッティングを行うといいでしょう。

バッティングティーを使うのであれば、
ボールの飛んでいく方向を意識しましょう。

各コースの打ち方のイメージをつかむことが出来ます。

真横から投げてもらうのであれば、
身体の軸と回転を意識しましょう。

軸を中心に回転するので、体重移動を調整するのが苦手な人におすすめです。

後ろから投げてもらうのであれば、
ネット正面に正しく打ち返してバットの軌道を意識しましょう。

変化球への対応力をアップさせることが出来ます。

ドアースイングの矯正、
脇が甘い人には斜めから投げてもらうティバッティングがおすすめです。

バウンドするボールを投げてもらってワンバウンドティバッティングおすれば、
選球眼の悪い人や変化球の苦手な人に効果的です。

バッティングするときの両腕の動きを確認するのであれば、
片手でバッドを握ってスイングするティバッティングがおすすめです。

自分の実力を考え、
苦手を克服する方法として最適なティバッティングを行いましょう。

3.少年野球のマシーンバッティングは

マシーンバッティングに使用するピッチングマシンには様々な構造、
デザインのものがあります。

最も一般的なものは2つ。

アーム式とホイール式のものです。

アーム式のピッチングマシンは、
ばねの力を利用しています。

打撃のタイミングが取りやすく、
実際の投手の投球に近い感覚でマシーンバッティングを行いたい方には最適です。

しかし、アーム式のピッチングマシンは
オーバーハンド投手の球筋しか再現できないというのがデメリットです。

一方で、1つから3つのホイールの回転力を
利用するホイール式のものは、様々な球種や球筋を再現することができます。

発射口の角度を変えることにより、
フライやゴロの打球を再現することも可能です。

けれども、ホイール式のピッチングマシンは
高速回転するホイールに指を巻き込んで怪我をしてしまうケースが多く、
使用に関して注意が必要なのがデメリットです。

また、打撃のタイミングが取りにくいことから、
マシーンバッティングでも上級者向けのものであるといえるでしょう。

最近では圧縮空気を使用するエアー式のものが開発され、
市販化されています。

自分にあったものを使用してマシーンバッティングを行いましょう。

4.少年野球のバッティングのスイングの基本は

バッティングのスイングの基本は、
しっかり脇を閉め、体重移動しながら、
体の軸を回転させながらスムーズにスイングすることです。

まず脇をしっかり閉めながらスイングすることが重要で、
スイングの際には、脇は絶対に開かないことです。

脇が開くとバットのヘッドが下がるので、
ドアスイングになってしまいます。

ヘッドが下がるとバットコントロールができなくなるので、
速球に対応できなくなります。

脇を閉めたバットスイングの練習は、
タオルを脇に挟んでタオルが落ちないようにスイングすると効果的です。

スイングする時は、テイクバックのトップの位置から体重移動し、
軸足でない足をステップします。

その際、オープンステップやクローズドステップにならないよう、
投手方向に向かって真っ直ぐステップするのがポイントになります。

そして体の軸をスムーズに回転させます。

バットスイングは、腰の回転を上手く使いながら体を回転させないといけません。

体の軸がぶれないよう、
体の軸を回転させるように意識してスイングします。

バッティングの際は、ボールを迎えに行かず、
呼び込むようにするのがコツです。

5.少年野球バッティングタイミング

バッティングは、フォームも大事ですが、タイミングも大切です。

タイミングが合わないと、
打球を飛ばすことができません。

少年野球では、タイミングが合わないことが多く、
振り遅れる選手が沢山います。

タイミングよく打つには、リズムが大事です。

バッティングのタイミングの取り方で一番簡単なのは、
1、2の3のリズムを取り入れることです。

この方法は実に簡単で、これを意識するだけで、かなり上達します。

大事なのは、のという間を作ることにあり、
のがあることで、色々な球速のボールに対応できます。

変化するボールにタイミングを合わせるには、
1、2の3のタイミングでバットを振る練習をすると効果的です。

わかりやすく解説すると、1のタイミンで構え、
2のタイミングでテイクバックします。

そして3のタイミングでスイングを開始するのです。

1、2の3の、のという間に、ストレートか変化球かを見極めます。

タイミングを合わせる場所は、
2のタイミングのテイクバックの時で、
ピッチャーが足を上げてタメを作り始めた時に合わせます。

そして、ボールが通過する中間の地点に合わせて、
踏む込むタイミングを合わせます。

6.少年野球のバッティングテイクバック

バッティングのテイクバックは、
スイングする際の重要な要になります。

テイクバックというのは、バットをスイングする際、
後方にバットを引くことを指しますが、
テイクバックのやり方如何によっては、
打球の飛ぶ力が大きく変わってきます。

テイクバックする時は、
スピードのある矢を射るために弓を目いっぱい引く
動作をイメージするとわかりやすいです。

これが野球でいうとところのテイクバックになります。

力強いバットスイングをするためには、
しっかりとしたテイクバックを取ることが欠かせません。

従って、グリップを引きながら体重を軸足に移動させるようにして、
テイクバックさせます。

ただ、少年野球の場合は、プロ野球選手のように、
片足を上げて全体重を軸足に移動させるのはおすすめできません。

体重の60%くらいを軸足に乗せるので十分で、
その方がバランスを崩さず、体の軸がぶれません。

テイクバックの際、注意しないといけないのは、
グリップの位置が下がってしまうことです。

そうするとドアスイングになってしまうので、
グリップの位置が下がらないよう意識して練習する必要があります。

7.少年野球のバッティング編フォーム

バッティングのフォームは、
自分の特徴を生かした様々な構えがありますが、
大事なポイントは重心です。

まず構えとして、重心位置が軸足股関節にくるようにし、
リラックスした状態にすることが大事です。

そして、ステップする足の大腿骨は骨盤に対して90度以上になるよう調整します。

テイクバックすると時は、
肩の高さまで肘を上げ、肘を適当に曲げるようにして、
上げた足を下ろしながらスイングします。

バッティングのフォームは、
腰の回転を意識することが大事で、
バットが遠回りしないように気をつけないといけません。

たとえば、早いボールを打つ時は、
足を下ろすタイミングを早くし、
足を下ろしたらすぐにスイングしないと間に合いません。

バッティングのフォームを完成させるには、
最後のフォロースルーも大事です。

スイングし終わった時の形は特に意識する必要はありませんが、
大きくフォロースルーができているかどうかチェックする必要があります。

バッティングのフォームは、一連の流れで完成するので、
どこかに欠点があると上手くいきません。

フォロースルーが小さい人は、
一連のバッティングフォームの流れの中に問題がある可能性が高いです。